話に良く聞く1周5キロの皇居ランコース。
ランナーの聖地とはどんなところで、走るとどんな気分になれるのか本質を知るために新幹線で片道2時間、いざ東京まで行ってきました。
東京駅からランステを目指す
夏でもなければ走る格好で新幹線に乗るのは居心地良いものではないことでしょう。
ウェアをバックに背負い着替える場所はランステ(ランニングステーション)を使うことをあてにします。
シューズとGARMINだけは身につけての出発です。
東京駅に新幹線が到着したら山手線外回りにのって一つ先のJR有楽町駅へ移動します。
走るために来たのでランステまで歩くのも面倒ではありませんが、いかんせん人生初のことランステを探すのに歩き回ることになるかもしれないので素直に電車を使いました。
ランステに「ラフィネ ランニングスタイル」を使う
今回お世話になったのは「ラフィネ ランニングスタイル」というランニングステーション。
参考
Raffine Running Style Neo ラフィネ ランニングスタイル Neo
有楽町に着いたら中央西口へ出て、進んできた山手線外回り方向(駅を出て左)へ歩き、有楽町電気ビルの交差点を右に進みます。
次の信号のある交差点を左に入ったところに東京ミッドタウン日比谷があります
なかなかインテリな施設ですが、実はこの格好良い建物から入ると場所が分かりづらいです。
広場の横に地下専用エレベーターがあるので、そちらからMB1F(半地下階?)まで下がり出た通路を右に進んだ先のドアを開ければランフィネがあります。
中に入り、初めてなので勝手が分からない旨を伝え利用料金800円とバスタオルレンタル料150円の合わせて950円を支払うことに。
なお、ラフィネでは現金決済の取り扱いはなく自分はSuicaを使って料金を支払いました。
あとはロッカーのカギとバスタオルを受け取りロッカー室へ進みます。
ウェアに着替えたら、細長のロッカーへ荷物と着替えを入れ準備は完了。
ロッカー室の広さは、それほどではありませんが着替えには充分で天井にはエアコンが設置されていました。
まあまあ明るく清潔な感じはします。
着替えが済んだらロッカーのカギを持って、いよいよ皇居へ。
ランステから皇居へ
皇居ランのコースはこのランステから歩いてすぐ。
来たときに使ったエレベーターで出て、日比谷公園角の交差点の信号をわたり桜田門へ向かいます。
日比谷公園沿いをまっすぐ歩き信号を渡ると桜田門に着くので、ここが一般には皇居ランのおすすめスタート地点になるそうです。
初皇居ランのスタート
桜田門に着き、腕に付けたGARMINvivoactive3のGPSで準備完了が整ったところでランニングをスタート。
ちょうど私が桜田門について周囲をジロジロ確認している頃に、昼休み時間になったランナーがチラホラ見え始め走り出します。
その勢いにつられ私もヨチヨチと走り始めることに。
皇居ランは反時計回りがルールとのことで、自分は桜田門の手前でスタートし桜田門を通過して皇居ランデビューを果たすことになりました。
1キロ通過したところで、気持ちに余裕があったので写真をパチリ。
その後、2、3km地点でも写真を撮るつもりがスマートウォッチのバイブに気づかずそのまま走り続けていました。
画像は途中3.2km付近。
この手前には菜の花が咲いていました。
3.7kmあたりから緩い下り坂に入ったところで眺めが良くなります。
皇居ランのコースはちょうど5kmと言われますが、自分の記録では約150mほど足りません。
再び桜田門を通過してトイレの前あたりで初の皇居ラン5kmを完了させました。
ランステに戻りシャワーを浴びる
ランを終えてから桜田門付近で少しの休憩をした後にランステに戻りシャワーを浴びて着替えと帰り支度をします。
着替えが済んだらバスタオルをロッカー室の返却口に入れ、預かっていたロッカーのカギをカウンターのスタッフに戻してランフィネを後にしました。
帰りに、おまけのノンアルコールビールなどをもらいました。
実はラフィネは、最初から候補に予定していたランステではなく、当初は東京駅丸の内口の目の前にあるランステを使うつもりでした。
東京駅の目と鼻の先は立地的には良いのですが、いつまでも初心者ランナーな自分が、丸の内でウェアに着替えて皇居へ向かう姿というのが、どうにも敷居が高く不自然に感じたのでやめました。
平日の昼に、しかも4月ですのでトレーニング用の見た目アクティブなウェアを着込んでオフィス街をウロチョロしているのはかなり目立ちます。
そんな事情から東京駅についてから、急きょランステの候補を変更することに至りました。
日帰り初皇居ランの感想
この日は、平日でしたが天候もよく昼休みと重なったこともあり、ほかにもランナー(30人ほど)が走っていました。
初めて皇居の周りを走ってみて思ったのは信号でとまることがなかったことです。
地元や、出張先のランでも5km信号なしで走れる場所は郊外の特定の場所に限られます。
また、歩道も一部の敷きブロックが踏んだときにカタカタ音を立てることがありましたが路面の荒さが目立つ箇所は少なく感じました。
東京では、皇居周りまで出てくるとこんな走りやすいコースがあるんだなと感心しました。
ただ車の排気ガスだけはよろしくなさそうです。
走れば自分の市民ランナーとしての経験が高まり自信へ繋がる効果があるのではといった1日限り日帰り上京でしたが、自分が期待していた経験値と効果は得られたと感じています。
GARMINのアクティビティには千代田区ランの文字が表示されています。
日常のトレーニングだけでなく、こうした移動先で非日常の光景に触れながら走ることができれば、ランニングの楽しみは広がり自分をリフレッシュさせる効果が期待できそうです。
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