何事も結果が目標に対して近づけていないことに気づいたなら、やり方を工夫してみるのも一つの手です。
ことダイエットについても結果が見えてこなければ何かしら知恵を絞ってみることが大事ではないでしょうか。
体重の減少に行き詰まる
昨年の8月から、平均して月間100km以上は走り込んでいますが体重は5ヶ月で約3kgほどしか減少していません。
もっとも走り始めた目的がイベント参加でしたので、走り込みを続けることで副次的にウエイトが減少してくれればありがたいかなと思っていた程度でした。
しかし、実際のところ9、10月で約200キロずつ、2ヶ月で計400kmの距離を走ったにしてはダイエット効果が少なすぎます。
その分、食事の制限はせず食べたいだけ食べていたのは間違いありません。この経験は、大人が体重を減らすためには食事制限が必須なのだと思い知らされました。
運動強度を増して心拍数を上げる
もう何年も前のこと、現在と同じ体重から約20キロのダイエットに成功したときにはジム通いはしておらず主にランニングと気分転換程度に自転車をしていました。
その頃にGPSウォッチで記録していたデータを見ると、月間走行が多い月で350kmを記録していました。
今の1.5倍程度の距離を走っていたことになります。
まず、走った距離に違いがあるのは事実ですが、その頃との大きな違いが走るペースです。
ダイエットに成功したときは、地元主催の10kmのレースに参加していて、今の超LSDランよりもペースを意識したトレーニングが混じっていました。
具体的には10kmで50分を切れるペースを意識したランニングを心がけていたのでランニング時の運動強度が高かったのではと感じています。
つまり、面白いほどダイエット効果があったその当時のトレーニングと現在ダイエットのために行っているランでは心拍数に違いがあります。
そもそも、ダイエットに効果的なランニングは心拍数の上昇を伴わない走りが求められますが、体重の減少が滞っている今、やや心拍数を上げて走るような刺激が必要なのかも知れません。
いい大人なので無理なほど体に負荷をかけてはいけませんが、集中して結果を出したいこの期間は心拍数を意識的に上げるトレーニングを試す価値がありそうです。
トレーニング後の爽快感
そんなわけで、最近はトレッドミルで周りを気にせずゼーゼー言いながら、いつも以上のペースで走ることを心がけるようになりました。
太っている人が息を荒らげながらランに励む光景になりますが、実際にダイエットのために行っている運動なので仕方ありません。
本来、避けて通れないプロセスだったとも言えるでしょう。
走り込みの再開から半年に近づくので、まったくゼロからの運動強度の増強よりは危険性は少ないと考えています。
心拍数の意識的な上昇にどれだけの効果があるのか、またはないのかしばらく続けてみないと分かりません。
ただし、速度を上げて走ったときトレッドミルでのトレーニング後の爽快感が今までの脂肪燃焼ペースと違い増しています。
こうした爽快感は一時的かも知れませんが、これがきっかけとなってランのトレーニングで再び自分の身体にランナーズハイが舞い戻ってくれればと、そんな期待もしています。