いつまでも初級ランナーから脱却できないまま走るトレーニングではGT-2000を履き続けています。
気がつけば、ここ何年ものあいだランニングにはアシックスのGEL-KAYANOかGT-2000しか使用していません。
もう充分履いたじゃないかGT-2000
自分がトレーニングに使っているアシックスのGT-2000は初心者に限らず中級ランナーでも好んで使う人がいるマラソンの定番シューズ。
一時期、脛や踵に痛みがあったりで、もっとシューズに気を使うべきかGEL-KAYANOにも履いたりした時期がありましたが最も常用したのはGT-2000でした。
走力が身につかないうちはGT-2000が無難。そんな世間の教えに忠実になり続け履きつぶしたシューズは5足以上にはなったでしょうか。
何年も前に初めて10kmレースに出たときに買ったゲルフェザーは綺麗なまま下駄箱の肥やしになってしまいました。
自分は、いつまで経っても初級レベルなのでシューズもずっと初心者用のまま。GT-2000には充分お世話になったはず。
でも、まだまだなのか・・
そんななか、近年話題の厚底シューズが気になりだします。聞こえてくる情報はあまり初級者向けではなさそうな雰囲気。
見た目だけでは底が厚い作りだから足に衝撃がこない印象を受けますがそういう効果だけではなさそうです。
asicsのGLIDERIDEを試す
いろいろ評判はありますが、初マラソンの挑戦も頓挫しトレーニングに煮詰まり感もあるところなので、話題の厚底を試してみることにしました。
数ある厚底シューズの中から選んだのはasicsのGLIDERIDE。
記事を書いている今現在GLIDERIDE 2が現行モデルでGLIDERIDEは型落ち品で自分が手に入れたのもフリマサイトからの中古品です。
このGLIDERIDE、動画サイトなどでの評価はなかなかのもので上位モデルのメタライドなどと同じく走りをアシストしてくれるかのような効果があるのだとか。
具体的には(初心者でも)「転がるような走り」を体感させてくれるとのことです。
ただし、脚に優しい云々はあまり触れられていません。
初代GLIDERIDEの履き心地
自分の手元にやってきた初代GLIDERIDEは、黒地に蛍光オレンジのデザインが施されたモデル。実物は画像よりも鮮やかなオレンジです。
踝付近のサイドに小さく「TOKYO」と入っているので限定モデルでしょうか。
横から見た部分と中は若干異なりますが、オレンジのソール部分を境にほぼ靴底だと思って良いほどの厚底です。
この部分がガイドソールと呼ばれる部分で、つま先が反り上がっているのが特徴とのこと。
この靴底のカーブの効果で、足を前に運び出す効果が得られるそうです。
実際に履いて走ってみた感想ですが、走り出しが思いのほか楽ではありませんでした。
というのが、私の場合トレーニングの目的がほぼダイエットで、脚への衝撃を避けることを意識して走っています。
そのせいだと思いますが、足は少し摺り足気味、身体をあまり上下させず跳ね上がるフォームを控えています。
GLIDERIDEは、この独自のダイエッター・ランニングフォームを良いように強制しくれている感じ。着地はヒールストライクを強いられる感触を受け、蹴り上げや踏み切りを意識しなくても評判通り転がる感触で前へ身体を運んでくれる印象を受けます。
これが良いか悪いかが微妙なところで、走ることを意識しなくてもステップさえ踏んでいれば前へは進みますが、私の場合これが楽ではなく「無意識に足が緊張」しているという感じです。
非常に表現しづらいですが、「頑張ってないのに足に疲労が来る」といったところでしょうか。
実際に次の日に大腿部に疲れが残りました。このときの走行距離は12キロです。
とりあえず少し走った感じでは、こんな感想で見た目にも大胆な通り走った感じも従来のシューズと別物です。
これを普段の走りに使えるかどうかは、正しいフォームが身についているかどうかも重要な要素ではないでしょうか。
しばらくGT-2000と交互に使いながら自分にとって安心して使えるシューズか見極めることにします。
おすすめ記事