ロードを走っていて転んだ

ジョギング中に転倒

ここのところ走ることが体に馴染んできたような感覚があります。

そんななか、トレーニング中に転んで怪我をしてしまうというアクシデントに見舞われました。

歩道のアスファルトで転ぶ

今月の走行距離が90kmになろうかという先日のこと、ランニング中に歩道にあった少しの段差で転んでしまいました。

この日は休日でしたので、走っていた時間は午前中の明るい時間帯です。

まだ体重が充分に減らせていないため、走るスタイルは摺り足気味なのが災いしたのと、うっかり余所見をしていたのが転倒の原因でした。

歩道にあった少しの段差でバランスを崩したのがきっかけで、そのまま踏みとどまることも出来たかも知れませんが、自分の足は太股から足先まで連日走り込みによる疲労がたっぷり蓄積した状態。

無理に踏ん張って体制を立て直そうものなら、肉離れなどの深刻な怪我を引き起こすのではという不安がよぎり、今後の走り込みのためには転んでしまったほうが軽度の怪我で済むと咄嗟の判断で転んでしまうことにしました。

転んだ瞬間のことはよく覚えていませんが、両手と両膝が歩道のアスファルトに接触、その後両手への衝撃と加重が重すぎたため左側に体を傾け左腕が路面に接触という流れで自分の体は歩道に横たわりました。

腰の付けたランニングポーチからペットボトルが勢いよく飛び出して転がり路面に打ち付けた手足に傷みが走ります。

このとき体が完全に横倒しになった衝撃で「ウッッ、」という呻き声のようなものが口から出たのを覚えています。

軽傷で済んだことを確認できて安心するまもなく、早く立ち上がらないと恥ずかしいという意識が先立ちます。

もともと人通りが少ない田舎道を走るのは好まないため、このとき走っていたのも周りに住宅や店舗が目立つ交通の多いバス通りでした。

痛みをこらえ立ち上がって間もなくしてから、なんとか走ることを再開し両手にできた傷口を洗い流す場所を探すことになります。

思いつく先は、転倒地点から1kmほど先にあるスーパー。そこのトイレの洗面台を使って傷口を洗うことに。膝の擦り傷はそれほど深くないため帰宅してから消毒することにしました。

両手を洗い流した後は、痛みに耐えながら予定していたルートに沿って帰宅しシャワーを浴びながら再度掌を洗い膝の傷も洗い、その後は日常動作の度に軽い痛みに耐える日が数日続くことになります。

ランニングで転ばない対策

ジョギング中に転倒

今回は、転んでしまったので仕方がありませんが、走っている最中に転ばないためには、できるだけ段差の少ない整備された広い歩道を走るのが良いでしょう。

シューズは自分に合ったサイズのものを選び、少しの段差なら影響を受けないよう基本に沿ったフォームで走ることが転倒の予防のためにも良さそうです。

夜間なら、路面を明るく照らせるライトを身につけるなど工夫も必要でしょう。

また、注意力の維持という観点では、日頃からトレーニングの疲労を蓄積させないための休養と栄養補給に努めることも大事かも知れません。

路上で転んでしまったら

それでもトレーニング中に転んでしまった場合ですが、今回の教訓で想像できるのが怪我がひどい場合には周りに助けを呼べる時間帯、場所でないと手当が遅れてしまうということです。

日頃ジョギングやランニングを行う際には、走るコースは人通りの少ない場所は避けるよう工夫が必要なようです。

走るトレーニングでは、トレイルランでもない限り怪我を想定して荷物を持つことはあまりないと思いますが、慣れない初心者なら軽い止血ができる程度のタオルなどは身につけて走ったほうが良さそうです。

それと走る距離にもよりますが転んだ後に出血や痛みに耐えながら走るより、バスやタクシーで早めに帰宅したほうが手当のためには好ましいでしょう。

滅多にない転倒のトラブルを見込んで、所持金まで気にして走るのはどうかとも思われますが、実際に経験してみると自分の身の丈に合った装備を心得ておくことも大事ではないでしょうか。

ジムでのトレッドミルなら

そうないこととはいえ、ジョギングやランニングで屋外を走っていて転倒してしまう可能性は全くゼロではありません。

自分で注意を払っていても、外的な要因によって被害を受け転倒してしまうことも考えられます。

これがジムでトレッドミルを利用した屋外のトレーニングなら転んで怪我をする危険性は格段に少ないことでしょう。

このご時世ですから、しばらくジム通いはままならない日が続きそうですので仕方がありません。

また、今回の走り込みはアプリを使ったイベントの参加が目的でロードを走ることに注力していることもあって、その目標達成のためには少しの怪我のリスクは避けられないものと考えます。

ただし、今の季節のように好んで屋外を走りたい時期を除いては、以前のような安定した屋内トレーニングを楽しめる環境が戻ってきてくれることを節に望みます。