ランニングシューズを購入する場合に足の幅が広めの人用のワイドサイズを選ぶことにしているという方が少なくないことでしょう。
私もノーマルやスリムなどでは足が窮屈に感じることが多いので、できるだけワイドサイズを履くようにしています。
実際にシューズの幅を測定してみる
ジムでのトレーニング専用にシューズを買い替える際に屋外トレーニング用と同じアシックスのGT-2000を探していたのですが、型落ち品狙いのためかワイドサイズが見つからず屋内用にはノーマルサイズを使っていました。
そんな事情から、たまたまGT-2000 7のノーマルとエクストラワイドの両方が手元にあるので、どの程度の横幅の違いがあるのか測定してみることにします。
大きさはどちらも26.0cm、型番は1011A158(ノーマル)と1101A161(エクストラワイド)、色も両方とも同じ赤です。
ノギスでシューズ底面の幅を計る
先ににノーマルサイズの幅を測定してみました。
シューズの中心線に沿ったあたりの一番幅が広そうなあたりにノギスを当ててみると約110mm。
続いてエクストラワイド(EXTRA WIDE)でシューズ底の同じあたりを計ると約117mmでした。
ワイド幅のほうは屋外での利用でしたので使用感がありますが測定幅への影響は少ないと考えています。
基準点が大雑把なのと材質がゴムであることなど、誤差が否めませんが測定位置はそれほどずれていないかと思います。
幅の差は約7mmとノーマルを基準にしてエクストラワイドではプラス6%ほどの差があるようです(素人測定のデータ)。
真横からの見た目に違いは見られず
靴底部分で7mmの差があるので、足を覆う布部分も相応のゆとりを持たせてあると思われますが、横向きに並べてみた感じではそれほど違いを感じません。
横に並べて上から見てみると明らかに違いがあります。
エクストラワイドは見た目にも幅が広く、その分ノーマルはつま先が尖って見えます
重さはの違いもチェック
屋外ラン用のエクストラワイドは洗ったあとで時間もたっていたので、ついでに重さの違いもチェックすることにしました。
交互に計りに載せてみると結果はどちらも277グラム。
ノーマルはトレッドミル用で走行も少なめ、一方エクストラワイドは屋外専用でかかと部分を中心にすり減っているので実際にはこちらが幅広な分違いがあったのでと思われます。
幅約6%の違いによる履き心地の差
1011A158 | 1011A161 | |
---|---|---|
幅 | 110mm | 117mm |
重さ | 277g | 277g |
今回の測定ではGT-2000 7のエクストラワイドサイズはノーマルと比較して6%(約7mm)幅が広く作られています。
実際の装着感は靴底の幅のほかにフィット感も影響すると思われます。
ノーマルのほうはトレッドミルに使っていたためストレスが少なかったですが、ロード用にしていたら足への衝撃もあって窮屈に感じたことでしょう。
ほんの数ミリの差ではありますが狭いノーマルのほうは、履くたびに「こんなものかな?」というしっくりこない感が否めません。
違いの差はわずかでしたが足の幅にすれば割と大きな違いとも言えます。
実際に数値で確認できたことで次からはワイドのみの選択に絞り込むことになりそうです。
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