トレッドミルで歩きたくても走ってしまう場面

ジムでつい走ってしまう

トレーニングルームの象徴とも言えるマシンがトレッドミルです。

走ったり歩いたりと有酸素運動の基本を屋内で実現できるこのマシン。だいたいどこのジムへ行ってもトレッドミルは必ずおいてあるのではないでしょうか。

このトレッドミルを使った運動中に今日は無理なくゆっくり歩いてすまそうと思っていてもついつい走ってしまうことがあります。

つい走ってしまうとき

フィットネスクラブへ通う目的がダイエットなら、少ない負荷で30分程度歩くような運動で済ませたいところですが、意に反して走ってしまう場面というのも少なくありません。

だいたいは次のような理由で走ってしまうことが多いのですが他のトレッドミルを使ってらっしゃる方はどうなのでしょう。

両隣の人が走り出したら

つい走ってしまうパターンで一番多いのが、適度な速度に設定し体の負担は少なくて脂肪の燃焼効果も期待できそうな歩行運動をしているときに隣のトレッドミルを使っている人が本気の走りをしているときです。

走っているのが、左右どちらかの一人だけなら自分も本気にならずに済むのですが、両隣の利用者が走っているとその間に挟まれてのんきに歩いているのが、どうにも落ち着かなく感じ走りだしてしまうというわけです。

仕事帰りで今日は疲れているから歩こうと思った日でも、トレッドミルを使っている人のほとんどが走っているときなどはついつい自分も走る気分にさせられます。

これも結果的に自分が健康になれば良い効果ですが楽ではありません。

横に知り合いが来たとき

同じく今日は歩こうと決めている日に、たまたま隣に知り合いが来たときなどもつられて走ってしまうことがあります。

自分は今日は歩くほうだよ。とか言っていても隣の同年代の利用者が元気に走っていたら歩いているのがもったいなく感じてしまいます。

また、隣が女性の利用者だったなどというときも、ついつい頑張って走ってしまうことになるのですが、これは仕方がありません。

自分を押さえて歩くことも大事

このように、トレッドミルの利用に当たっては無理なく歩くトレーニングというのが困難なシチュエーションが存在します。

しかし、膝や足首などの間接に違和感を感じるときなどは走らず我慢して負荷の少ない歩行をすることが大事です。

フィットネスクラブの利用者の中には市民ランナーの方もいらっしゃるようで、そんな方たちの軽快な走りを見ていると自分も同じように走って爽快な汗を流したくなることでしょう。

しかし、そんな市民ランナーも怪我や故障が全くない人ばかりではないと思われます。

達人の真似をしたがために体に負担がかかってしまっては、せっかく身についた運動習慣に悪影響になることも考えられます。

周りに影響されて走りたくなってしまうこの環境。

走りたくなる気持ちをぐっとこらえ、マイペースな運動を継続しブレないメンタルを鍛えるチャンスととらえるのも良さそうです。

関節に不調があって調整中のランナーなどは気持ちを抑えて負荷を調整した歩行でのトレーニングに集中することもあるでしょう。

トレッドミルにはいつも調子が良いランナーばかりで、ついつられて走ってしまいがちですが、冷静に見れば毎日軽快な走りを見せているのはごく一部の人だけではないでしょうか。

トレッドミルでのつい走りたくなるシチュエーションは、ジム通いに限らず人に惑わされない自分のペースは常に大事だということを再認識させられる場面です。