トレーニングで大量の汗をかいたあとは、シャワーでその汗を洗い流して帰るのというのがフィットネスクラブに通う多くの人のごく普通のルーチン(最近じゃルーティーンという?)です。
しかし、会員の中には仕事帰りに立ち寄って先にシャワーを浴びてからトレーニングを始める方もいらっしゃるようです。
仕事の汗を洗い流してから
このシャワーを浴びてからトレーニングを始める方といいうのは、話によれば現場の仕事が多いようで体に付いた仕事の汗や汚れを軽く洗い流してからトレーニングをしたいというのが理由とのことです。
いわばトレーニングに対する身だしなみということなのでしょう。
夏場などは特に汗くさい体で、他の利用者に混じって運動するのが気が引けるという意味と思われます。
自分の場合は昼に大量に汗をかいた日などは、わざわざシャワーを浴びる時間や手間を考えると最近よく見かける香料入りのペーパータオルのような商品を使えば良いのではと思いますが、それすら使ったことはありません。
なにより汗だくになる仕事をした日には、それなりのカロリーを消費していて疲労も激しくその日はフィットネスクラブを休むことが多いです。
代謝が低いと難しい
私の通っているフィットネスクラブでは、このシャワーを浴びてからトレーニングを始める人が、実は一人ではなく複数名いらっしゃいます。
そして、これらのビフォアシャワー派の人達は身だしなみや清潔感というところでは見習いたいものですが、よく考えるとそれも簡単なものではありません。
ジムがよいを始めたくなるような良い大人というのは体の代謝が劣ってきていて、それを補うためにトレーニングに励んでいる人が少なくありません。
そして私も、どちらかといえば代謝が低くて困っている側の人間であります。
トレーニング前にシャワー、トレーニングで汗をかきその後にもシャワーを浴びるとなると必要な皮脂まで大量に洗い流すことになり、後でそれを補う必要が生じることが目に見えています。
この先、見事に運動週間を身につけることに成功すれば低下した代謝は回復するのか、それによって肌の潤い(みたいなもの)も取り戻せるのか、心配したところで見込みは低そうです。
トレーニングへの身だしなみにも個人の素質みたいな影響するようで、そう考えるとなんとも羨ましいかぎりです。