数ヶ月前に受けた健康診断で血圧の値が気になり始めたところです。
毎日、自分で血圧を計ることを心がけたいですが、医師による治療や保健師による指導などに従った成果がどう影響しているのか見極めるには測定したデータを的確に活用する必要があるでしょう。
現在主流であるデジタル式の血圧計では、測定した過去のデータが履歴として確認できるものがほとんどですが、できればスマホのアプリなどで履歴を視覚的に確認したいところです。
GarminConnectアプリが血圧管理に使える
GooglePlayなどで調べてみると、測定した血圧を入力して記録を保存する便利なアプリは多数存在する模様です。
自分でもいくつか試してみましたが、この手のアプリは異なる端末間でデータを共有できるものが少ないような印象を受けます。
専用の血圧計とスマホをBluetoothで接続できるオムロンのアプリなどを使えばクラウドへの保存が出来て端末間の動機が可能なのかも知れませんが、この手のアプリは専用機器を持っているのが前提かと思われます。
スマホを使っての記録を諦めかけていたところですが、最近になって日頃vivoactive3で計測した運動データを自動記録しているGarminConnectMobileのアプリをよく見ると健康情報のところで、血圧データを手動入力できる項目があるのに気づきました。
試しにGarminConnectへの血圧データを入力してみると、自分が求めていた異なる端末間でのデータ同期が可能なものでした。
スマホで入力したデータが異なる端末のタブレット(同じIDでログイン)やPC(ブラウザからログイン)でも確認できる仕様です。
GaminConnectでのデータ入力
GaminConnectMobileへの血圧データの手動入力は最初にアプリ左上のメニューアイコンをタップ。
健康情報の統計のところをプルダウンして表示された血圧の項目を選択します。
中央に表示された青いボタンを押します。
収縮期測定値・拡張期測定値など、それぞれの項目文字を押すとデータの入力が可能になります。
測定結果の入力が済んだら右上の保存を押します。
入力した測定結果は、ランの記録などと同じように日毎の表示のほか、過去1週間、4週間や1年といった期間毎にグラフで表示できるので数値の変化を視覚的に読みとることが可能になっています。
測定値が良好であればデータが緑で表示され、運動不足や生活習慣の改善結果が視覚的に確認できるようになっています。
なお、次のように医療目的の使用を想定している機能ではないことが説明書きとして記されています。
健康関連データは、医療目的に使用したり、病気や体調不良の診断、治療、または予防のために使用したりすることを意図するものではありません。
GaminConnectMobile表示画面より
体重の増減や運動データもチェック
スマートウォッチ用のアプリとしては、特に珍しくもない機能かもしれませんが、元から利用しているランやウォーキングといった運動データや体重管理と一緒に心拍数(スマートウォッチによる)や血圧のデータまで期間を定めてチェック出来るのはありがたく感じます。
GARMINユーザーなら、GarminConnectを使っていれば一般的に必要な日頃の運動データと健康データは、これ一つにまとめておくことが出来そうです。
なお、GARMINからは血圧計もでているようですが、日本では発売されていない模様で、日本語のアプリに対応できているかも不明です。
今回の方法では、デジタル血圧計で表示された数値を毎回手作業で入力させる運用のしかたですが、専用端末で測定の度に毎回アプリへ値が直接送信されると(測り直すたびに何度も送信)、それはそれで結果に過敏になりすぎて自分の場合は不都合な面が多いのではと考えています。
何より、血圧だけを意識せず適切な運動習慣の維持という本来の目的を見失うことなく運用できるのがありがたいところではないでしょうか。
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